2005年夏休み作品 |
今年の課題は「さんかく」です。四角を対角線で分けると三角になるように、人間の作り出したものの多くを三角で表すことがきます。実際には、デコボコがあったり、いろいろな付属物が突起していたりと、必ずしも三角で表すことが容易ではないものもありますが、デフォルメして見る目を育てることも、時には必要です。 三角に着目すると、どのようなことを身につけることが可能なのでしょうか。まず、角度に対するセンスが磨かれます。特にモノをよく見ない子どもは、部分と全体を着目することが苦手です。また、男児に比べ女児は形を捉えるセンスが育ちにくいと言えます。 三角を面で捉えたり、線として使用したりして、楽しい作品作りを心がけてましょう。自由な発想で、材料もできるだけ身近にあるものを使って作るよう心がけてください。(2005年7月20日)
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夏休みの宿題として上記のような課題を出しました。△を使っての作品作りは図形のセンスを育てるものですが、もっとも難しい課題のひとつです。どんな作品に仕上がるか、私も二学期を迎えるのがとても楽しみでした。 そんな中二学期になると、どのクラスも親子で一生懸命取り組んだ作品を山ほど抱えた方々であふれかえりました。どのお顔も誇らしげで、例年以上に完成度が高いものばかりでした。「こんな作品もできるのねえ。」「ああ、ここに△がある。」などと、互いに作品をご覧になっておられましたが、お母様方以上に子ども達が熱心に作品を見ているのが印象的でした。 そんな親子の努力のかたまりのような作品です。どうぞ、ご覧ください。(2005年9月24日)
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☆ 課題1 | △一つを何かに見立てる(平面・色塗り)
画用紙など平面のものに△を描き、それらを何かに見立て作品にして下さい。9/24 |
☆ 課題2 | △をつなぎ合わせる(平面・糊付け)
同じ長さでもわざと長さを不ぞろいにしても結構です。△をつないで行き、何かの作品にしてください。 |
☆ 課題3 | △を面にする
たくさん△を作り、貼っていきます。平面に貼っても立体に貼っても結構です。半立体になるようにしてもかまいません。 |
☆ 課題4 | △を組み立てる(立体)
三角錐のような形にしたり、△をいくつ使用してもかまいません。それらをさらに組み合わせたりして作品にしてください。 |
☆ 課題5 | △で動物を作る
平面でも立体でもかまいません。また、△だけで作っても一部にだけ使用して自由な発想で作ってください。材料もできるだけ身近にあるものを使って作るよう心がけてください。 |
自由作品
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