夏休み作品 08年

夏休みの課題作品です。今年は天候不順の中、自然にふれる機会が少なかったようです。そんななかで、目的を持ち、一生懸命作った作品をみなさん大切そうに持ってきてくれました。

『この課題でこんな作品ができるなんて…』『この子の作品、私達と同じものだわ』と、一層楽しめると思います。参考になさってください。 

今年の課題は「かさねる」です。

 重ねることで新たな発見ができたりして、おもしろい作品が出来ると思います。今年も例年同様、集中力(根気)のいる大作がみられました。年齢以上のことに挑戦させているように思えるかもしれませんが、日にちをかけてこつこつと仕上げる楽しさを知った子ども達の笑顔を皆さんにおみせしたいぐらいです。

                       まだ、みなさんの作品をご紹介する準備が整っておりません。数点ずつのご紹介ですが、ご覧下さい。

課題 課題内容 詳細
課題1 単純に重ねることで、何かの形を作る 小さな紙を重ねて何かイメージさせましょう。それが何かの部分だったら、さらにイメージを広げ、作品にしたものです。
課題2 透明なものを重ねる 何かの作品の上から透明なビニールを重ねることで、まったく違った表情の作品ができます。日頃目にするものからヒントを得、作品にしあげたものです。
課題3 立体と立体を重ねる 我々は立体を見るとき、一方方向からしか見ない傾向があります。立体の特徴を捉える意味からも、いろいろな方向から見る習慣づけが必要です。重ねたことが活きる作品です。
課題4 重ねたものを素材にして作品を作る 紙の短冊どうしを重ねる職紙は、巧緻性を高めるということで古くから幼児教育の場で広く行なわれています。重ねたものを使用して、さらに作品にしたものです。
課題5 いろいろな素材を使って重ね、おもちゃを作る 異素材を組み合わせ、自分のおもちゃ作りをさせてください。子どもはしかけのあるおもちゃを好みますが、人形(フリルがだんだんに重なったスカート)や  楽器(もち手の部分にカラフルな紐を何重にも巻く)といったものでもです。
自由製作 自由に作品を作る 折り紙作品やちぎり紙など、2才児クラスの力作をご紹介します。