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さやかちゃんは あおのドアを
あけようと おもいました。 あおいかぎを かぎあなに さしこんで ゆっくりと ドアをおしあけると…… そこには かぞえきれないくらい たくさんの ふうせんが ゆらりゆらりと ゆれていました。 おおきいの ちいさいの まるいの ながいの くねくねしたのや おかしなかたちの ふうせんも あります。 さやかちゃんは うかれて ふうせんを つつきながら あるきまわりました。 なかには いままで みたこともないほど おおきい まっさおな ふうせんも ありました。
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